自分のホームページを検索したことがありますか?
たとえば「椅子」が重要なキーワードなら、Googleで、「椅子 site:www.mydomain.co.jp」と入力して検索してみましょう。「キーワード site:ドメイン」という形で検索すると、ホームページの中のどのページがGoogleのエンジンに認識されているかが分かります。順番に見ていくと、「なぜこのページが?」と意外に思うページのオンパレードだったりするのです。
いまだに「ホームページの作り方」といった本を見ると、「トップページから順に流れを作る」と書いてあります。でも今、トップページからサイトを訪れるのは全体の3〜4割です。他の6〜7割は、別のページからやってきます。その大半はGoogleで紹介されたページなのです。トップページを通らない訪問者も多く、トップページアクセスカウンターはもはや全く無意味です。
入り口は非常に分散しています。どんなに小さなサイトでも50以上のキーワードが使われているのが普通で、サイトの8割のページが回数は少なくても、入り口になっていると思ってください。
一度、時間をかけてGoogleで検索をして、自分のサイトで、あるキーワードで真っ先に紹介されるページがどれかを見てみてください。これまで多くの企業ウェブマスターが「こんなページが入り口になっているのか」と絶句しています。企業がいかにトップページに力を入れて制作しても、その検索者にとって、入り口ページが「サイトの顔」なのです。そのページにボタンがなければ一巻の終わりです。社名も書いていないページかもしれません。
裏口だと思って散らかしていたら、実はそこからたくさんお客さんが来ていた。お客さんがせっかく興味を持って来ているのに「さあ、よく分かりません」なんて言って追い返していた...。そんな状態なのです。そんなページに向かって、SEOでサーチエンジンに上位表示されて、会社にとってメリットがありますか?
別に入り口ページすべてを飾り立てる必要はありません。的確に、キーワードに込められたニーズに応える情報を出し、自己紹介し、ニーズをさらに満足させるページへリンクをはればいいのです。
逆に、トップページの飾り気を減らそうというのでもありません。トップページはますます重要です。キーワード検索で面白いページを発見した来訪者は、「こんな情報を載せていてくれたこのサイト、どこの会社のものだろう?」と、普通にトップページに来る人よりも関心を持ってトップページに移動します。
ただし、トップページの作り方も変わります。来訪者は、トップページに移動したとき、必ず「自分が入り口にしたページはどこだったか」をたどろうとします。「製品情報」といったおおまかなボタンしかないトップページは、来訪者の関心を断ち切ってしまいます。どんなキーワードでどのページに来る来訪者が多いか、そのニーズは何かを読み取って、ニーズにマッチしたボタンが存在するようにしたいものです。
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